ホエールマスター:関口圭子 氏

○関口圭子 氏(モチーフ:変色カマイルカ)
広島市生まれ、3歳から14歳まで大阪育ち。
国際基督教大学自然科学科生物学専攻で学士修得後、鯨類学を修めるため米国に留学。
1987年、カリフォルニア州立大学サンノゼ校所属のモスランディング海洋研究所にてB. Wursig博士より修士修得。
ICU同級生で天文学者の夫に同伴して南アフリカ共和国ケープタウンに移り、大型鯨研究の大家Peter B. Best博士に師事して、1994年プレトリア大学より自然科学のPhDを得る。その後ハワイ島に10年住み、ハワイ大学ヒロ校の太平洋養殖および海岸資源センターにて、提携教授として研究に従事。2007年末に帰国以降は、国際基督教大学自然科学科研究員。南極航海10回、北太平洋から北極海域への航海10回参加したフィールド研究者。専門は鯨類学で、食性や目視調査データに基づく行動生態・分布・回遊に関する研究を行ってきている。

変色カマイルカとのエピソード
この奇妙な色合いをしたカマイルカに出会ったのは、北太平洋のど真ん中。
はじめは「新種発見!」と勢い込んだのだが、調べてみると1965年にはすでに報告が出ていると知ってがっかり。
しかし、めげずにそれ以降の発見を集めて論文を書いた、思い出深い発見となった。
劣性遺伝子による形態発現だと推察しているが、でも、なぜ?

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