○八木 原風さん(モチーフ:ミナミハンドウイルカ)
体色をはじめとした、鯨類の外部形態が専門。
特に鯨類の体色が生きるのにどのように役立っているのか解明することを大きな目標としている。
外部形態と生態の関係を解明する過程で明らかになる外部形態観察から得られる個体情報をモニタリング技術の向上に活かしたいと考えている。
幼少期から海洋生物に興味があり、その中でも鯨類が好きだった。
学部2年の時に参加した御蔵島のミナミハンドウイルカの個体識別調査にて幼獣には斑点が存在しないものの、老齢個体では全身に斑点が出現することに興味を持ったのが外部形態研究の第一歩となった。
御蔵島は現在に至るまで主要な研究フィールドとして毎年調査に向かっている。