浮かぶ金塊。龍涎香を飲んでみた♪
前回、ヒゲクジラが食べる代表的なモノということで「オキアミ」を食べてみましたが、ハクジラが食べるものといえば魚やイカなので、ハクジラの王様、マッコウクジラの龍涎香を食べてみたいなと思います。
龍涎香は香水の原料だけでなく、スパイスとしても使用されていた文献も多数あるので、食べれるはず!
実は、以前、龍涎香キャンディーという商品を「龍涎香プロジェクト」と銘打ちフレグランスとキャンディーをコラボで作ったことがあります。
ん?キャンディーがあるということは龍涎香を食べたことがあるやん!と突っ込まれそうですが、キャンディーにする際、食べやすくするように水飴ベース×シナモンなどが調合されていてたので、今回は純粋に龍涎香を嗜んでみたかったんです。
今回、龍涎香をたべてみたい!という夢に協力していただいたのは、キャンディーやフレグランスでもお世話になったbariberry(バリバリー)さん。貴重で高級な龍涎香ありがとうございました!
実際の龍涎香ってどんなもの?
龍涎香はマッコウクジラの腸内に発生する結石で、出来立てほやほやだとあまりいい香りがしません。マッコウクジラの体内から海に放出され長い間、海洋を漂ったり、海岸に打ち上げられたりして熟成されていくことによってとても魅惑的な甘い香りになります。
実際に20㎝超の特大サイズの龍涎香を拝見させていただいたことがありますが、箱を開けた瞬間、ものすごくいい香りに包まれました。自然の力は偉大ですね。
どうやって龍涎香をたべようか?
上の写真でもわかるように、結石なんでカチカチ。そのままでは歯が立ちません。
バリバリーさんに相談して、今回は食べても大丈夫なように精製した純粋な龍涎香オイルを2mlも分けて頂き、飲んでみることにしました。
ドキドキして瓶の蓋をあけてみましたが、見た目は食用オイルのような感じで、香はそこまで強くはありませんでした。塊の時はものすごくいい香りだったのに不思議です。
で、さっそく龍涎香のオイルを一滴そのまま頂いてみました。
味は、うーーーん、表現が難しいですね、無味のオリーブオイルみたいな感じ?
龍涎香3分クッキング!
タララッタッタッタッタ♪
今回は炭酸で割ってみようと思うので、材料はシンプルに龍涎香と炭酸水のみ。
1~2滴程で十分と聞いていたのに、少しの炭酸水に4滴ほど龍涎香を垂らしてみました。これだけで数千円、超高級!
油分が多いので龍涎香のまわにり炭酸の気泡がくっついています。
調理方法はこれだけ。炭酸に数的垂らして、ステアする。超シンプル
この時点で最初に一滴なめた龍涎香の効果か体だほんわかしてきました。
ノストラダムスも好んで処方した龍涎香
預言者として有名なノストラダムスですが、職業は医師。
龍涎香は薬効もあると言われていて、ノストラダムスは好んで処方したそうです。
たしかに一滴で体がぽかぽかしてきたので、血行を良くするのかもしれません。
グラス一杯の龍涎香サイダーを飲んでみると、体かなりがホカホカしてくるのがわかります。
香を楽しむというより、効果を感じることができた「龍涎香サイダー」
まだオイルが残っているので、コーヒーや紅茶など色々なモノで試してみて
龍涎香を嗜んでみようと思います。
協力・bariberry(バリバリー)「AnberOil」