365日で学クジラ・トリビア「今日は何の鯨 7月編」

365日、毎日ある記念日や年中行事をクジラに絡めて広く浅くご紹介します。

7月1日は「航空自衛隊安全の日」

航空自衛隊と言えばC-2輸送機。C-2は日本が自主開発する機体としては過去最大、その大きさから「Blue Whale」と言う愛称がついています。


7月2日は「真ん中の日」

日数的に一年の半分となります。半分と言えば、鯨類は脳の半分だけで眠る事ができます。半球睡眠と言う睡眠方法で、水族館等で片目を閉じてゆっくり泳いでるイルカがいれば、それは脳の半分だけで眠ってる状態なんです。


7月3日は「波の日」

鯨に波で鯨波(げいは)。大勢の人が一斉にける鬨の声の事です。声と言えば、体の大きなクジラ、声も大きいんです。水中なので空気中の音の伝わり方と少し違いますが、シロナガスクジラで190dB、マッコウクジラのクリック音で230dB!まさに鯨波ですね。


1865年7月4日は「不思議の国のアリスが発刊された日」

作者のルイスキャロル氏の作品で「スナーフ狩り」というお話があり、他の作品にも大きな影響を与えています。中でもデイビット・ブリンのSF小説「知性化」シリーズでは近未来の人類とネオ・ドルフィンの混成チームが登場するSFスペクタクル小説です。
イラストはハンドウイルカにエジソンバンドをつけて見ました^_^


7月5日は「ビキニスタイルの日」

ビキニと言えば、ビキニ環礁の原子爆弾研究で放射能を浴びてうまれたゴジラ。ゴジラの名前の由来は力強いゴリラと大きなクジラを合わせた造語なんです。映画でゴンドウクジラのような群れを追いかける登場シーンは必見です。


7月6日は「零戦の日」

飛行機と言えば航空自衛隊のジェット機T-4。赤い機体の愛称はレッドドルフィン。青い機体もありアクロバットチーム「ブルーインパルス」の3代目機種。アクロバットはまさにドルフィン級。


7月7日は「七夕」

七夕と言えば天の川ですが、天の川とは私たちの暮らしている銀河系の事で天の川銀河と言います。銀河と言えば約2300万光年彼方にあるりょうけん座の渦巻き銀河。 銀河の形が海に浮かぶ鯨のように見えることから「クジラ銀河」の愛称があります。クジラ銀河、どう見てもコククジラにしか見えませんよ。


7月8日は「七転八起の日」

七転八起は四字熟語ですが、クジラで四字熟語と言えば鯨飲馬食と、もう一つ蚕食鯨呑と言うのがあります。蚕が桑の葉を食べ尽くし、鯨が魚を飲み込む所から力の強い国が小さい国を侵略すると言う意味なんです。


7月9日は「ジェットコースターの日」

イルクジのジェットコースターがあるのをご存知ですか?クジラでは「白鯨」イルカでは「サンダードルフィン」シャチでは「グランパスジェット」があります。イルクジ好きなら全て制覇してみたいですね^_^


7月10日は「潤滑油の日」

710を逆さにするとOILに見える事にちなみます。オイルと言えば、鯨油。灯火用の燃料油、ロウソクの原料、機械用潤滑油など様々な用途で使用されていました。ちなみに鯨油はヒゲクジラ類から摂取したものを指します。


7月11日は「ラーメンの日」

日本で最初にラーメンを食べた水戸光圀の誕生日にちなみ制定されました。水戸光圀は晩年、茨城県常陸太田市で過ごしましたが、常陸太田市と言えば丘の姿が鯨のようにみえる鯨ヶ丘商店街があります。黄門様も鯨の背中を散歩したかもしれませんね。


7月12日は「キリバス共和国の独立記念日」

世界で最も早く日付けが変わる国。イルカをはじめ鯨類も多く見られ、イルカやクジラの切手を見たことがある方も多いのでは。イルクジ好きならコレクションしたい一品です。


7月13日の誕生花は「ホテイアオイ」

ホテイアオイなど水草は海から約4億年前に陸上に進出し、また水中に戻っていった植物。ん?どこかで聞いたようなフレーズですね。そう、我らが鯨類も進化の過程で海→陸→海へと陸から海に戻った哺乳類です。そう思ってホテイアオイを見ると何だかクジラに見てきますね。


7月14日は「ひまわりの日」

ひまわりと言えば、市の花がひまわりの南島原市。島原半島の南端に位置する早崎海峡では1年を通して数百頭の野生のミナミバンドウイルカに出会えることができます。


7月15日は「大阪港開港記念日」

大阪港と言えば、大阪湾に生息するスナメリ。関西空港沖では目撃例が多く「スナメリの聖地」とも言われています。とくな春はスナメリの出産時期で親子で泳ぐ姿が飛行機から見えるかもしれませんね。


7月16日は「外国人力士の日」

ハワイ出身の高見山関にちなんで制定された日。ハワイと言えば「クジラの島」と呼ばれるマウイですよね。マウイ島西部のラハイナのフロントストリートでは海岸線からでもザトウクジラを見る事ができます。


2005年7月17日は「北海道・知床半島が世界遺産に登録された日」

知床と言えば、鯨類のパラダイス。マッコウクジラやツチクジラ、ミンククジラにシャチ、イシイルカなど4月から10月にかけてウォッチングすることができます。


7月18日は「ウルグアイの憲法記念日」

ウルグアイの海域で最も多く見られるのは7〜10月頃のミナミセミクジラ。首都から最も近い観察ポイントはピリアポリスの海岸線。数カ所観察用の展望台があるそうです。


2000年7月19日は「二千円紙幣が発行された日」

紙幣と言えば世界にはクジラがデザインされた紙幣がいくつもあります。
その中でも一番大好きなコククジラがデザインされた紙幣がメキシコの500ペソ。メキシコ・バハカリフォルニアのコククジラはとても人懐っこくて有名ですもんね。もし僕がメキシコに住んでいたら確実に500ペソ貯金してますね。


7月20日は「ビリヤードの日」

ビリヤードに使われるキューの先端の白い部分の「先角」。今はプラスチックが主流ですが、昔はクジラやシャチの歯が使われていたそうです。先角を「コツ」と呼ぶ人がいるそうですが、鯨歯等の骨類を使用していた事が由来になっています。  


7月21日は「日本三景の日」

日本三景の厳島には鯨岩があります。大聖院コースの分岐点の仁王門跡を通り抜けし、石段を登りきった所にある大きな岩がクジラの頭ににているところから「鯨岩」と呼ばれています。たしかにマッコウクジラの頭のようですよ。


7月22日は「ナッツの日」

ナッツ類のなかでも大好きなクルミ。クルミと言えばやっぱりくじら餅ですね。山形県の郷土料理のくじら餅。材料は米粉、砂糖、クルミ。くじら餅は山形だけでなく青森にもあります。山形ではくじら餅、久持良餅、青森では鯨餅、久慈良餅といいます。いつかくじら餅の食べ比べをしてみたいな。


7月23日は「文月ふみの日」

ふみの日といえば切手。日本でも何度か切手にクジラ達が登場しています。その中でも一番大きくクジラがデザインされていたのが平成14年のふるさと切手「第54回国際捕鯨委員会(IWC)」の切手ですね。
下関の大空を泳ぐ真っ白なシロナガスクジラはとっても素敵なデザインです。


1911年7月24日は「マチュ・ピチュ遺跡が発見された日」

ペルーの三大世界遺産、マチュピチュ・クスコ・ナスカ。
ナスカと言えばやっぱり地上絵ですが、なんとクジラも!雰囲気的にはマッコウクジラっぽいですが特徴的な大きな口や尾っぽの形を考えるとここはやっぱりセミクジラではないでしょうか。
みなさんはどう思いますか?


7月25日は「知覚過敏の日」

知覚と言えば、イルカやクジラにはエコーロケーションという知覚の方法があります。主にハクジラ類が超音波のようなクリック音を発してその反響音から獲物や状況を把握する方法。魚群探知機のような感じでみえてるんでしょうかね。


7月26日は「幽霊の日」

鶴屋南北の東海道四谷怪談にちなんで制定されました。鶴屋南北と言えば、書き損じた草紙を舞台一杯に張りつめてクジラのお腹に見たてた演出の「鯨のだんまり」など視覚効果に訴える大胆な演出をたくさん残しています。


7月27日は「スイカの日」

スイカは英語でwatermelon。メロンと言えば名前にメロンがつくクジラがいるんです。
Melon-headed Whale。直訳すると「メロン頭の鯨」なんですが、和名はカズハゴンドウ。和名の由来は歯が多い所から数歯巨頭というのはわかるのですが日本人が思うメロンは丸いからあまりピンとこないですよね。外国のメロンは細長いものなどあるようですのでそこからきたのでしょうかねぇ?


7月28日は「地名の日」

クジラが付く地名は全国にたくさんありますが、奈良県御所市に櫛羅と言うところがありクジラの滝まであります。昔、弘法大師が天竺のクジラの滝に似ているので名付けたそうですが、天竺のクジラの滝って気になりますね。


7月29日は「白だしの日」

白で思い浮かぶのは白鯨のモビーディックですが、小説の中のキャラクター。リアルな白鯨といえばザトウクジラのミガルーとシャチのアイスバーグ。いつか実際に大海原で会ってみたいです。


7月30日は「プロレス記念日」

イルカをモチーフにした覆面レスラーはいますが、残念ながらクジラはいませんでした。というわけでクジラをモチーフにした架空の覆面レスラーをデザインしました。名前はMASKD WHALE。必殺技はドルフィンキック・バブルネットフィーディング・バックブリーチング。いつかマスクド・ホエールが活躍する日が来ないかなあ。


7月31日は「トゥインクルレースの日」

日本国内初となるナイター競馬が開催された記念日。競馬と言えば、芦毛色の名馬ホエールキャプチャですね。灰色の体色は颯爽と水中を泳ぐコククジラ のよう。風貌や仕草がかわいいと人気があるところもコククジラとの共通点ですね。


 

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